先日テレビを見ていましたら
神奈川県茅ケ崎市の河原に
【迷いカピバラ】がいる。
という話をしていました。
え?カピバラ?( ゚Д゚)
参考にした情報
猫のひたいほどワイド©TV神奈川
タウンニュース寒川版
旅と生活 自遊研究部
Wikipedia
迷子のカピバラさん
カピバラとは
カピバラは
現存している齧歯類では最大。
体長は約1~1.5メートル。体重は約35~65キロ。
体毛は固く、触った感じはタワシ。
指の間に水かきが付いている。
南米アマゾン川流域などの
温暖な水辺に生息している。
泳ぎや潜水は得意。
冬になると露天風呂のように
お湯に浸かるカピバラが
あちこちの動物園で見られる。
迷いカピバラ
茅ケ崎の迷いカピバラ、
気になって調べてみると
以前から目撃情報があったそうです。
最初の目撃情報は、
6/26に藤沢市の天神公園。
次は7/8に駒寄川での目撃情報有。
7月中旬ころからは
茅ケ崎市小出川下流に居ついたようです。
河原で草をモシャモシャ食べる姿や
川に入ってスイ―っと泳ぐ姿は
地元の子ども達の間で人気に♪
【かっぴー】の愛称で呼ばれていたそうです。
地域の瓦版的存在の
タウンニュースによると
カピバラは個人で飼育可能だが、
法令規制や登録の義務がなく、
今回の個体発見の経緯が不明。
また県内での目撃、保護の実例もなく、
市は県と対応を協議し、様子を見守りながら情報を募ることにした。
問い合わせは保健所衛生課。
©タウンニュース寒川版 9/6号
カピバラは寒さに弱い
カピバラは元々アマゾンで暮らす動物で
寒さには強くありません。
寒い地域の動物園では
冬には屋外展示しない所が多いです。
また冬至にゆず湯に浸かる
カピバラの映像を見た事がある方も多いと思います。
お湯に浸かって温まっています。
そんな、寒さに弱いカピバラですから
見守る方針でいた自治体も
冬が来る前には保護したい、と考えたそうです。
台風が来る!保護しなきゃ
今年の10月中旬
日本に甚大な被害を及ぼした台風19号。
日本列島に上陸する数日前から
規模の大きさや、予想される被害が
さんざん報道されました。
そんな中、迷いカピバラの飼い主が
やっと判明し「台風の前に保護したい」と
要請が出されたんだとか。
保健所が罠を仕掛けて捕獲作戦を決行しましたが
この時は敢え無く失敗に終わったそうです。
カピバラって、のんびりしたイメージですが
走るのも泳ぐのも、結構早いそうです。
カピバラは無事なのか?
台風19号が来た時に
カピバラがいた小出川近くの相模川も、
氾濫はせずとも、すごく増水しました。
台風の後、1週間経っても
川の幅がいつもの倍以上あって
恐ろしかったです。
あの川の様子を見ると
悲しいけれど、カピバラが無事だとは
到底、思えませんでした。
(´;ω;`)
台風後の目撃情報あり
10月下旬になって
茅ケ崎のお隣の平塚市で
カピバラさんの元気な姿が
目撃されたそうです。
台風を乗り越えたんだね!
まあ、同じカピバラかどうかは
確認されていませんが
この地域にカピバラが何匹もいるとは
思えませんので
多分、かっぴーだと思われます。
その後の目撃情報を探してみたのですが
11月に入ってからのものは
見当たりませんでした。
情報を見付けたら、ここに追記しますね。
見かけたら保健所に連絡を
11/25(月)に見たテレビでは
(猫のひたいほどワイド©TV神奈川)
カピバラを見付けて保護しようと
探していましたが、撃沈。
できれば寒くなる前に、
保護できるといいな。
もし見掛けたら、茅ケ崎市か藤沢市の
保健所に連絡してあげてください。
おわりに
飼い主の自覚や責任に関しては
みな同じことを考えていると思うので
ここでは言及しません。
ただ、いつなんどき
突発的な事態が起きるかは
誰も想定出来ませんので
各自治体には
珍しい動物の飼育は登録制にするよう、
法律、条令の整備を願いたいです。
今回は、単体のカピバラですけど
つがいだったら、あっという間に増殖して
生態系に影響がでちゃいますよ。
藤沢・茅ケ崎・平塚を渡り歩いている
カピバラかっぴーが
寒い思いをしていたら
かわいそうなので
早く保護できますよう願っています。
それではまた(^▽^)/
追記・無事に保護されました
2020年1月5日に
迷いカピバラさんが無事に保護されて
飼い主の元に帰った。
というニュースを見ました。
年末の12/31に、大磯町の民家の敷地内に
いるところを発見されたんですって。
リンゴやキャベツをもしゃもしゃ食べて
元気な様子だそうです。
無事でよかったです。
ホント。