お伊勢参りの旅レポです。
2日目の最後は
倭姫宮の周辺にある博物館を見学しました。
施設内は写真撮影禁止でした。
地味レポですがご容赦ください。
参考にしたサイト
伊勢神宮HP
神宮の博物館~倭姫文化の森~
倭姫宮を囲むように
・神宮徴古館
・神宮農業館
・神宮美術館
・神宮文庫
など伊勢神宮の文化施設が集中しています。
徴古館・美術館・農業館
3館共通チケットは大人700円です。
パンフレット ↓
イラストマップ
神宮美術館
式年遷宮記念神宮美術館は、
平成5年の第61回神宮式年遷宮を記念して創設されました。
文化勲章受章者・文化功労者・日本芸術院会員・重要無形文化財保持者(人間国宝)が式年遷宮を奉賛して伊勢神宮に奉納された絵画・書・彫塑・工芸を収蔵・展示しており、当代美術の粋を一堂のもとに鑑賞できる美術館として注目されています。
今後も崇敬の精神を伝える構想から多彩な秀作の奉納を受け、我が国の美術工芸のあゆみを展望できる美術館を目指しています。
©伊勢神宮HP
パンフから写真を拝借。
この庭、美術館の中からも眺められます。
神聖な感じで素敵でした。
紅葉の時期にはもっと素敵だと思います。
私たちの他には見学者がいなかったので
ゆっくり見て回りました。
ベンチも多くて、休み休み。
素敵な工芸品が多かった印象です。
神宮農業館
美術館を出て、道路の向こう側には
神宮農業館があります。
神宮農業館は天照大神と豊受大神の御神徳を広め、
「自然の産物がいかに役立つか」をテーマとした日本で最初の産業博物館です。
皇室から賜った品や伊勢神宮のおまつりで神様にお供えする神饌を始め、
明治時代の内国勧業博覧会などに出品された産業資料、
またサメの剥製・蝋細工の植物模型等、自然科学系資料も多く収蔵・展示しています。
©伊勢神宮HP
稲作に使う農具とか、機織りの道具とか
いろいろ展示されていました。
神宮にお供えする食物や品物を
こうやって揃えているよ
というのが解かる博物館です。
海の幸、山の幸
野菜やお魚、お米など
さまざまです。
昔は流通がとても大変だったでしょうから
海の幸、山の幸を
滞りなく揃えられる土地って
希少だったと思います。
天照大神を御祭する場所に
伊勢を選んだのは
そんな理由もあるのかしら?
蝋細工の模型
蝋細工の植物模型はリアルです。
花の蝋細工はすごく繊細でびっくり。
蚕の大きな模型にもびっくり。
蚕から上質な絹織物が出来るんですよね。
神宮徴古館
ここは建物がすごいです。
貴族のおうちかと思いました。
ルネッサンス様式だそうです。
赤坂離宮を手掛けた 片山東熊の設計。
神宮徴古館は明治42年に日本で最初の私立博物館として創設された
伊勢神宮の「歴史と文化の総合博物館」です。
神宮をより詳しく知っていただくため、
おまつりや歴史・文化に関する資料を中心に展示しています。
中でも社殿の復原展示や20年に一度行われる
式年遷宮で新調する御神宝類(撤下品)は圧巻。
その他、館内には国の重要文化財11点、
歴史・考古・美術工芸品など約13000点を収蔵しています。
©伊勢神宮HP
式年遷宮の資料
現在修復中の
外宮の【せんぐう館】で見られなかった展示物は
こちらで見ることが出来ます。
(2019年7月)
伊勢神宮祭主の衣装は
前祭主の池田厚子さんの
衣装が展示されていました。
祭祀に使用する道具の製作過程や
お供えする食物の種類の多さなど
いろいろ学べます。
8年かけて33のお祭り
前回の式年遷宮は平成25年10月に行われましたが
これは【遷御】というメインイベントで
神様に新殿に遷っていただくお祭りです。
関連のお祭りは平成17年5月から始まり
8年で33のお祭りと行事を重ねるそうです。
一般市民が参加できる行事も
いくつかあるんですって。
宇治橋は平成21年に架け替えられたそうです。
年間1500回のお祭り
伊勢神宮の式年遷宮は20年に1度ですが
神宮では年間1500回に及ぶお祭があるそうです。
その際に神様に捧げられる品々は古儀を尊重して清浄に調製されます。
お米、お塩、野菜、アワビ、神様の衣など
決まった場所で決まった製法で作られます。
土器も神宮の中で作っているんですって。
毎日朝夕1500年
年間1500回のお祭りのうち、700回以上は
【日別朝夕大御饌祭】ですね。
(ひごとあさゆうおおみけさい)
日別朝夕大御饌祭は、朝と夕の二度、
外宮の御饌殿で御飯、御水、御塩などを
天照大御神に奉り、
「国安かれ、民安かれ」との祈りと
感謝を捧げるお祭りで、
外宮の御鎮座以来、
約1500年間つづけられています。
©伊勢神宮HP
毎日毎日、変わらずに
丁寧に1500年続けてきて
これからも変わらずに
1000年、2000年と続けて行くんですね。
国や民の安寧を願う気持ちは
今も昔も未来も変わりませんものね。
おわりに
博物館の感想
ゆったりとした時間を過ごすことができました。
特に徴古館でみた衣装や織物は美しく
眺めていると不思議な気分になりました。
皆さんにお勧めの施設か?と問われれば
「人による」としか言えませんが
私は割と楽しめました。
腰痛は小康状態
休み休みならば、腰は痛くならない。
(´・ω・`)
赤福を買いに
この後、夫が「赤福買いたい」と言い出して
再びおはらい町へ行きました。
夕方は人が多かったです。
16時を過ぎると、閉まってる店も多かったです。
松坂牛コロッケが食べたかったけど
未だにお腹がいっぱいだったので断念。
夫と2人でソフトクリームを食べました。
夕方のおはらい町は
ツバメがビュンビュン飛んでいて
ちょっと怖かったです。
次回は2泊目の宿
この後、2泊目の宿へ向かいます。
宿泊+朝食のプランなので
夕食は他の所で食べます。