木瓜のぽんより備忘録

木瓜のぽんより備忘録

アラフィフ主婦の備忘録。旅行・健康・お金など気になる事をメモ。

山の日ね むかし富士山 登ったわ

8/11
今日は【山の日】なんですね♪

子どもの頃から運動苦手でインドア派なわたしですが
若かった頃に富士山のてっぺんまで登ったことがあるのですよ。
(`・ω・´)

もう30年以上前のことなので記憶が掠れてます。
全部忘れてしまう前に、思い出を書いておこう。

むかし富士山のてっぺんまで登りました

いつ・誰と・どうして?

平成2年・19歳の夏

わたしが富士山に登ったのは19歳のとき。
平成2年(1990年)8月です。
もう30年以上も前ですね~(*´∀`)

子どもの頃から運動嫌いのインドア派。
体力もあまりないヒョロヒョロ女子でしたが
19歳の頃は、わたし史上一番元気だった時期だと思います。

家族(有志)と一緒に

富士山に一緒に登ったのは家族です。
当時はまだ独身でしたので、実家の家族ですね。
全員ではなく一部有志です。

母、長兄夫婦、わたし、弟。
次兄もいたような?いなかったような?

どうして富士登山をしようと?

富士山に行きたがったのは母。当時50歳。
元々山好きで【いつかは富士山頂へ行きたい!】と思っていたみたい。

母の富士登山計画に、わたしたちは同行する感じでした。

準備はきちんと

富士山に行くならなるべく準備はしっかりと!
観光気分でふらっと行くと危険かも。

富士登山の準備に役立つサイト↓

www.upon.co.jp

服装

富士山って結構寒いです。
早朝の頂上は真冬並みの0℃位ですって。
5合目、6合目でも朝方はかなり冷えます。
(>_<)

防寒とケガの防止を第一!
おしゃれとかは考えませんでした。

【上着】
真冬に着るようなジャンバーを持っていきました。
フリースやダウンジャケットがおすすめみたい。
*30年前はフリースはまだなかった

標高、天候、時間によって気温は変わるので
着脱しやすいものがいいみたい。

【靴など】
足首をがっちりガードする登山靴を履きました。
厚手の靴下を履いて、靴擦れしそうな箇所にはあらかじめ絆創膏を貼りました。

手袋もしたような気がします。軍手だったかな。

【灯り】
夜中も歩くので懐中電灯を持ちました。
頭につけるヘッドライトが便利だと思います。

【雨具】
雨具は忘れずに。傘じゃなくてカッパ系。

携帯食・紙・酸素

富士登山は長期戦!
オフィシャルサイトを見ると、登山ルートによって差はあるものの
登りの標準時間は5~7時間、と書いてあります。

ちなみに、わたしたち家族は
頻繁に休憩をとったので12時間かかりました。
(どのルートから登ったのかは忘れました)

fujisan-climb.jp

長い時間かかりますので
簡単に食べられる携帯食と飲み物は必須です。

おトイレは有料のところが多かったかな。
紙がないこともあるので、トイレットペーパーを持参すると安心です。

富士山どんどん登っていくほど酸素が薄くなるので
携帯酸素スプレーも持参してよかったです。

飲み物も携帯酸素スプレーも、登山の途中で売っていところはあります。
でもすごく高いの。下界との金額差がすごい。
まあ、そこまで運ぶ手間を考えたら妥当なお値段なのでしょうね。
(´・ω・`)

自分自身の準備も大事

富士山は、登山未経験者にはハードルが高い山だと思います。
モノだけじゃなく、自分自身の準備も必要ですよね。

うちの母は山好きで
けっこう頻繁に山歩きをしていたのでかなりの健脚。

そんな母に連れられて、わたしたち兄弟も
子どもの頃はよく一緒に山歩きをしていました。

といっても日帰りで行ける近所の山ばかりで
本格的な登山の経験は皆無だったので
富士登山となるとハードでした。

体の調子を整え、よく眠ってから出発。
無理せず休み休み登りました。

**********

富士登山オフィシャルサイトによりますと
安全で快適な登山を楽しむために途中の山小屋で一泊するような
ゆとりのある登山行程を計画するよう勧めています。

いろいろ感想

富士登山のときのエピソードや感想

流れ星がきれい

5合目の駐車場に車を停めて
午前0時に富士登山をスタートしました。
登山道は真っ暗だけどたくさんの人が歩いています。

空を見上げると満天の星。
あんなにきれいな星空をみたのは最初で最後かも。
流れ星もいくつも見ました♪

なにか願い事したんだったかな?

下山するにも自力だもんね

ゆっくりペースで登り、休憩もとりましたが
標高が高くなるにつれて一歩一歩が重くなります。
8合目につくころには家族みんなクタクタ。

登山道から少し外れたところで座り込み
もう無理、諦めよう、帰ろう。と決まりました。
でも、ここから帰るには自分の足で歩かねばなりません。

もう歩くのは無理。
帰るにしてももうちょっと休んでから。
そんな風にぐったりしていました。

軽装のおばあちゃん

ぐったり座り込んでいるわたしたちの場所の
下の方から楽しそうな声が近付いてきます。
なんだろう?とうかがうと
軽装のおばあちゃんが杖を持ってひょいひょい登ってきます。

周囲の登山者が、おばあちゃんに話しかける声が
楽しそうにワイワイと聞こえてきたみたい。

おばあちゃん、ひらひらのワンピースに
ペシャンコのスニーカーを履いた超軽装。

周りとの会話を聞いていると
年齢は80歳。今年で最後になるかも?と思いながら毎年登ってる。とのこと。

それを聞いてたわたしたちは
「こんな所で諦めちゃダメだわ」と復活して
おばあちゃんの後を追いかけるように歩き始めました。

でも、おばあちゃん足速い!
あっという間に見えなくなってしまいました。

もし、おばあちゃんに会わなかったら
富士登頂は叶いませんでした。感謝しています。

おばあちゃん、富士山の妖精だったのかな?

9.5合目からまだまだ

その後も歩いては休み、休んでは歩き、とゆっくりペースで登山。
【9.5合目】の札を見たときには「あと少し!」と喜びました。

でも上を見上げると、そびえ立つ山肌。
頂上まではまだまだ(´・ω・`)

寒いけど陽射しが強い

富士山の頂上になんとか辿り着いたのはお昼ころ。
5合目でスタートしてから12時間ほどかかりました。

真夏だけど頂上はやっぱり気温が低い!
でも陽射しはちゃんと夏のものなのでジリジリきました。
暑くはないけど攻撃力が強い感じでした。
UV対策が必要ですね。

幼い子を背負って登山

3歳か4歳くらいの幼い子を背負った若い夫婦がいました。
わたしたちと同じくらいのペースで登ってて山頂でも会いました。

あのときは若い夫婦の体力に感心しましたが
お子さんの高山病とかは大丈夫だったのか、と
30年以上経過した今頃心配しています。

山頂の郵便局

富士山の頂上に郵便局があります。
ここから葉書など投函すると、富士山頂の消印が押されます。
記念になりますよね。

友人宛に絵葉書を出しました。

須走たのしい

富士山頂をいろいろ散策したあとは下山です。
登頂を果たしたので皆テンションあがって元気です♪

荒い砂道をざくざく走って下山した記憶があります。
検索してみると須走ルートの【砂走】という道みたい。

下山は、どんどん酸素が濃くなって体が軽くなるようでした。
砂の道をざっくざっく駆け下りて、転んでも痛くなくて
弟と一緒に砂だらけでゲラゲラ笑いながら下りました。
登りが辛かった反動で、下りはすごく楽しかったな。

でも長兄は下りの道で膝が痛くなってしまいました。

富士山は遠くから眺めるのが一番

そんなこんなの富士登山でした。

また富士山に登りたいか?と問われれば
答えはNOです。

もう無理、勘弁して~。
今は体力もすっかり落ちていますし
狭心症の持病も抱えていますから無理です~。

でもこれは、登頂できたから言えること。
もしあのとき8合目で諦めていたら
きっと翌年、母によるリベンジ登山が企画されたでしょう。

…というか当時50歳だった母!
体力ありすぎじゃない?さすが山姥よ。

富士山は遠くから眺めるのが一番♪
雪の帽子をかぶった美しい姿を
毎日、自宅の窓から拝んでいます。

おわりに

約30年前に富士山のてっぺんまで登った思い出話でした♪

書いているうちに段々思い出してきて
ついつい長くなってしまいました。

富士山の様子も30年前とは変わっているのでしょうね。
今は外国人観光客も多いと聞きました。

これから富士登山する方は
最新情報をチェックして、マナーを守って
無理せずケガ無く安全にお過ごしください。

それではまた(^▽^)/

【広告】

**********
お盆なので来週はブログ投稿をお休みします。
皆様のブログへの訪問も減ってしまうかも。
次回は8/22(火)以降になる予定です。

お盆の期間、お仕事の方もお休みの方も
有意義な日々になりますように♪
長距離移動される方はお気をつけて♪
**********

 

 にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフィフ主婦へ
にほんブログ村