【夏目友人帳】25巻を読みました。
感想を書きますが
ネタバレ満載なので
これから読む予定の方はブラウザバック♪
(^▽^)/
そして夏目友人帳を知らない人には
解り辛いかもしれません。
すみません。
夏目友人帳・25巻
2020年6月5日(金)に発売されました。
表紙は名取さんと的場さん。
夏目友人帳とは
「妖怪が見える」という
秘密を抱えた孤独な少年・夏目。
強力な妖力を持っていた祖母・レイコの
遺品である「友人帳」を手にして以来、
妖怪たちから追われる羽目に!!
祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、
用心棒・ニャンコ先生とともに
忙しい日々を送ることになった夏目は…!?
あやかし契約奇談!
©白泉社・月刊LaLa
著者は緑川ゆきさんです。
25巻のあらすじ
買い物帰りに別れたきり
帰って来ないニャンコ先生が気掛かりな夏目。
そんな時「面白いものを拾ったんだ」
という田沼が持っていた物は、
なんとニャンコ先生の模様そっくりな陶器のカケラで…?
中級と小物の出会いを描く特別編他1編も収録!
©夏目友人帳25巻・裏表紙より
長編「依代の眠る里」3話と
特別編2話で構成されています。
特装版にはニャンコ先生フィギュア付
25巻は2種類販売されていまして
通常版は450円+税。
特装版は900円+税、です。
特装版にはニャンコ先生フィギュアが付いてます。
赤いダルマ型ニャンコ先生(笑)
赤ダルマと対になっている
白ダルマの黒ニャンコフィギュアは
月刊LaLa7月号のおまけです。
以下ネタバレがあるので
ご注意くださいませ。
特別編21
巻頭は16ページの短編。
名もなき小物妖怪の視点で描かれたお話。
夏目と親しい中級妖怪が登場します。
この2人、夏目を慕っていて
夏目の面倒なお願いも聞いてくれます。
が、相変わらず夏目の扱いは雑(笑)
まあ、そこはやはり
人と妖では理が違うのでしょうね。
ほっこり優しい気持ちになる話です。
特別編22
巻末に8ページの短編。
外から帰ってきたニャンコ先生の頭に
でっかいリボンが(笑)
何が起きたのか?
わちゃわちゃと推理をすすめる話。
夏目の同級生のお友達、みんないい子。
ニャンコ先生、丸くなったな。
(体型ではなくて性格が)
長編・依代の眠る里
さて本編。
長編の「依代の眠る里」です。
ニャンコ先生のルーツを巡る旅へ。
完結していません。
続きは26巻(2021年初春発売予定)
どうなってしまうのか気になります(>_<)
巻をまたいだ話は初めてかも?
招き猫を依り代にしています
ニャンコ先生の本来の姿は
モフモフで大きくて妖力も強く
頼りになる大妖(右)ですが
普段は猫(左)として暮らしています。
ニャンコ先生は長い期間
招き猫の中に封印されているうちに
その招き猫の形に
しっくり馴染んでしまったそうです。
そんな訳で
今は招き猫を依り代として
ちょっと不細工な猫として
夏目のそばにいます。
そんじょそこらの招き猫じゃなかった
ニャンコ先生が依り代としている
招き猫ですが
どうやら、そんじょそこらの
招き猫ではなかったようです。
今回登場の【白霞焼】にルーツがあるみたい。
白霞焼(はっかやき)
白霞焼は、不思議な力が宿りやすく
祓い屋が使う術具にも使われていた。
という焼き物。
今はもう白霞焼の里は寂れていて
窯元は1件だけです。
もう殆ど出回ってない幻の品。
ヤバい人、登場
いろいろあって
白霞焼の里を訪れた夏目は
そこで、何やらヤバい人に会います。
コレクターを名乗り
術具に使えそうな白霞焼を探しに来た人なのですが
夏目が連れているニャンコ先生を見て
「それも欲しいな」と呟きます。
不気味な術具を使って
夏目とニャンコ先生を追い詰めてきます。
怖いよ(>_<)
人を傷つける事さえも是とする
目的のためなら手段を選ばない人って
とても怖いです。
助っ人…信じていいの?
夏目とニャンコ先生がピンチの時に
名取さんと的場さんが助けに来てくれました。
夏目の知人である【祓い屋】さんです。
ただ、名取さんはともかく
的場さんは信用していいのかどうか。
これまでの的場さんのイメージが
まさしく
【目的のためなら手段を選ばない人】
なのですよ。
まあ、能力も権力もある方なので
味方ならば心強いのは確かです。
味方ならば…
そんでもって
夏目は名取さんのことを信用してるけど
信じきれないわたしは心が汚れているのかな?
ピンチだけど突然の癒し
助っ人が来てくれたけど
まだまだピンチの状態は続いています。
緊迫していたんですが
突然、癒される集団が登場しました。
ニャンコ先生と同じような
招き猫がたくさん(*´∀`)
みんな動き回ってます。
それぞれ少しずつ模様が違って
それらの招き猫に喜ぶ的場さんも可愛い♪
猫図録、欲しいです。
夏目にとってのニャンコ先生
今まで夏目が狙われることは多々ありましたが
今回、ニャンコ先生が狙われることで
夏目は大きな恐怖を感じているようです。
夏目にとってニャンコ先生は
妖のことを教えてくれる先生で
妖から護ってくれる用心棒で
何でも話せる理解者で
お互い信頼できる相棒で
きっと自分にとっての
ニャンコ先生の存在の大きさを
改めて感じたんだと思いました。
更にヤバい物も登場
なんか最後に、更にヤバい物が登場。
昔、白霞焼の里の職人が作った
禁忌の形の陶器だそうです。
出来上がってみたらヤバすぎて
封印してあったようなのですが
出て来ちゃったみたい。
すごく禍々しいです(>_<)
招き猫ちゃんたちが
【ぶっ倒してやる】
と言ってますが、果たしてどうなることやら。
禁忌とされている物を
作ってしまう職人っていうのは
いわゆるマッドサイエンティストと
同じような思考なんですかね?
悪意がある人は怖いな
目的のためなら手段を選ばない人。
恨みを晴らすためなのか
権力を欲しているのか
はたまた、お金のためなのか。
悪意を持った人というものは
妖よりも怖い存在だと感じます。
これは漫画の中だけの話ではないですね。
まあ
怖い、というより畏れ多い域の場合は
人間ごときの私利私欲で
どうにかなるものじゃない、と信じていたいです。
おわりに
次回、26巻の発売は
2021年の初春頃の予定ですって。
むむむ続きが気になります。
待ち遠しいです。
(´・ω・`)
それではまた(^▽^)/