2021年9月3日発売の
夏目友人帳27巻を読みました。
読み終わったときに
「友人っていいな~」と
笑顔になれる
ほのぼのした巻でした。
ネタバレあるので
これから読む方は注意なさってください。
夏目友人帳27巻
通常版:495円(税込み価格)
特装版:990円(税込み価格)
特装版にはニャンコ先生の
アクリルフィギュアがついているんですって。
掲載は4話
27巻に掲載されているのは4話。
第百八話 ちょびの宝物
空を舞う美しい白龍を目にした夏目。
見てみたいというニャンコ先生と一緒に
白龍探しをしていると
元気のないちょびを見かける。
どうやらお気に入りの櫛が壊れてしまったようで…?
©作品解説より
【ちょび】はこんな妖↓
自称【高貴な妖】で
お公家さんのような雰囲気。
毒舌だけど憎めないキャラです。
ちょび髭があるから【ちょび】と
呼ばれているけど本名は不明。
今回は、ちょびの為に
夏目とニャンコ先生
+妖の仲間たちが奔走するお話です。
お気に入りの櫛が壊れて
落ち込んでいるちょび。
ちょびのために何かしたい。
夏目は
先日見かけた白龍が落とす鱗を
ちょびの新しい櫛の材料にしてもらおうと
妖仲間たちと一緒に白龍の鱗を探します。
苦労の末にやっと見つけた
美しい白龍の鱗をちょびに渡すと…
**********
【ちょび=白龍】
ビックリしました( ゚Д゚)
ちょびは結構初期に登場したキャラだけど
彼の正体は今まで謎でした。
謎。というか
誰も気にしていなかった。というか。
確かにちょびは自分で
【吾輩は高貴な妖であります】と
言ってましたわ。
夏目もニャンコ先生も妖仲間たちも
みんな優しくてほっこりしました。
第百九・第百十話 名の主来たりて
小物から「通る度に増える地面の穴」を
調べて欲しいと相談を受けるニャンコ先生。
その地は曰く付きで??
©作品解説より
2話続きのお話。
塔子さんのお友達が失くした靴を
探しに出掛ける夏目とお友達。
男子高校生やさしい。
目当ての靴を持っていた妖が
夏目に「名を返して」と頼んできます。
一方、地面の穴の調査が
芋堀り⇒墓荒らしになったニャンコ先生。
持ち帰ってこっそり隠したのは大妖の頭。
酒のつまみにするだと?
夏目は、大妖の頭からも「名を返して」と
頼まれますが、ここで問題発生。
「その名はさっきの奴に返した」
**********
妖に名を返すシーンって
久し振りな気がします。
レイコさんも久々の登場(回想)
酒のつまみのくだりでは
ニャンコ先生は呑兵衛のデブ猫じゃなくて
立派な妖だったと思い出しました。
(>_<)
初めに名を返した妖は
最初は可愛い雰囲気だったのに
だんだん邪悪になってきて不気味です。
大妖はちょっとダークな雰囲気で
レイコさんとの交流も飄々。
相変わらず食欲第一のニャンコ先生と
酔っぱらってる塔子さんが可愛いです。
第百十一話 虹雲の夜の夢
友人である北本くんの親戚の家に
いつもの4人で遊びに行った夏目。
海の近くのその地の言い伝えでは
滑走路みたいに海に灯火がともる特別な夜に
浜辺から島まで歩いて渡れる場所があるそうで。
ヒヨコたち(妖?)が虹雲に帰るのを
夏目たち4人がお手伝いする話です。
**********
ファンタジー色が強くて
可愛いお話でした♪
ヒヨコに操られて
語尾がピヨってるニャンコ先生が
つぶらな瞳で可愛い(?)
4人の友情が一層深まった
楽しい休日になっただろうな。
猫図録♪
特典・書下ろしペーパー
わたしは通常版の単行本を
書店で購入しました。
家に帰って本を開いてみると
ペーパーがひらり♪
書店購入特典の
書下ろしペーパーですって。
可愛い♪
大きさは10cm×15cm
和紙かな?
こういう付録は歓迎です。
LaLa2021年10月号には
これとは種類の異なる
猫図録がついているそうです。
まだ売ってるかしら?
*書下ろしペーパーは数量限定のようです
猫図録は25巻に登場
【猫図録】は
夏目友人帳25巻の
白霞焼きの里で登場しました。
祓い屋が使う術具・依り代として
作られる招き猫の目録です。
ニャンコ先生と同じ
まんまるボディだけれど
少しずつ模様が違って可愛い。
25巻には、このニャンコ達も
登場するんですよね~。
25巻を読んだとき
いつもは悪役っぽい的場さんが
「幼い頃よく猫図録を眺めてた」
と懐かしむ顔にグッときたのでした。
ひとりで過ごすことの多い
子ども時代だったのだろうと
勝手に想像しました。
おわりに
夏目友人帳27巻の感想でした♪
辛い子ども時代を送ってきた夏目少年が
今はいい人、いい友に囲まれて
幸せに過ごせているのをみると
安心します。
次の28巻は2022年初夏頃に
発売予定だそうです。
わたしの好きな漫画家さんって
遅筆の方が多くて…
丁寧に描いてくださるのは嬉しいけど
待ち遠しくて辛いです。
それではまた(^▽^)/