この記事は
2020年1月17日に投稿したものです。
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新型コロナウィルスに関連した肺炎患者が
国内でも確認されましたね。
神奈川県の人、ということで
同県住まいの私は、気になっています。
以前、新型インフルエンザで
大騒ぎになったのは、いつでしたかね?
その時に
【パンデミック】という言葉を
初めて聞きました。
パンデミックにも
自分で備えられることはあるかな?
調べてみました。
*備えあれば憂いなし、という意図です。
*不安を煽るつもりはございません。
参考にした資料
厚生労働省HP
WBS 1/16放送分
モーニングサテライト 1/17放送分
その他、ネット上のニュース
コトバンク
Wikipedia
新型コロナウィルスによる肺炎
新型コロナウィルスによる肺炎に関しては
まだまだ不明な事が多いそうです。
中国・武漢での流行
昨年12月以降、中国の武漢で
謎の肺炎が流行しはじめました。
謎の肺炎に罹った方の多くが
武漢の海鮮市場に関連していると言われています。
1/5までの情報では
59人が感染し、7人が重症肺炎になっています。
1/17朝のニュースでは
中国で2人目の死亡者が出た、と報じていました。
以前流行したSARSやMARS、
その他のインフルエンザとは違う
新種のコロナウィルスが原因だそうです。
日本で確認された患者さん
日本で確認された患者さんは
神奈川県に住む、中国籍の男性。
1/3:武漢市滞在中に発熱
1/6:中国から帰国・医療機関を受診後帰宅
1/10:入院 ⇒ 回復し1/15に退院
1/14:病院が保健所に報告
1/15:国立感染症研究所の検査で新型ウィルスの陽性反応
日本帰国から、ウィルス感染の確認まで
9日間かかっています。
空港の検疫所では、サーモグラフィーがあって
入国者の体温をチェックしているそうですが
この人、解熱剤を使用していたため
異常が認められなかったんですって。
これは…
入国時のチェック方法の
見直しを検討して欲しいですね。
この患者さんは
中国・武漢の海鮮市場には行ってないけど
詳細不明の肺炎患者と
【濃厚な接触】があった可能性がある
と報道されていました。
濃厚な接触とは?
濃厚な接触、と言われると
ハグとかチューとか考えちゃいましたが
【濃厚接触者】の定義は
・一緒に生活する家族
・患者を治療する医師や看護師
一度会って話す程度は、
濃厚接触にはあたらないそうです。
しかし
1~1.5メートルの距離で
30分以上ともに過ごすことを
濃厚接触としている資料もありました。
感染予防はどうしたら?
専門家の話では
現時点で(2020年1月17日)
日本国内で、ヒトからヒトへの感染は
確認されていませんので
過度な心配は必要ない そうです。
感染予防に関しては
通常のインフルエンザの予防と同様に
・手洗いの徹底
・マスクを使用する
きちんと食べて、きちんと寝て
体調を崩さないように
気を配りたいですね。
感染が広がらないといいな
新型コロナウィルスによる肺炎は
今のところ、限られた地域での流行で
感染者が少ない状態です。
しかし、交通機関が発達した現代では
世界中のどこにでも、短時間で移動できます。
便利な世の中です。
享受する恩恵は多大です。
でも、感染症予防の観点からすると
あっという間に
世界中にウィルスが広がる可能性が高まります。
感染症が世界的に同時に流行する事を
【パンデミック】というそうです。
パンデミック
パンデミックとは
感染症が世界的規模で同時に流行すること。
また、世界的に流行する感染症のこと。
世界的流行。汎用性流行。感染爆発。パンデミー。
©デジタル大辞泉
過去の主なパンデミック
黒死病(ペスト)
14世紀にヨーロッパで流行
コレラ
19世紀~20世紀にかけて
地域を変えながら7回の大流行
スペインかぜ(インフルエンザ)
1918年~1919年にかけて
全世界で4千万人が亡くなっています。
日本でも約40万人が亡くなったそうです。
*死亡者は1億人という説もあります。
第一次世界大戦中でしたので
それも関連していそうです。
アジアインフルエンザ
1957年に流行
ホンコン型インフルエンザ
1969年~1970年にかけて流行。
100~400万人が亡くなった。
新型インフルエンザ(H1N1亜型)
通称ブタインフルエンザ。
2009年、メキシコからアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどに広がった。
207以上の国などで、62万人以上が感染し、
1万4千人以上が亡くなっている。
これは日本国内でも大騒ぎになりましたね。
パンデミックの一歩手前
トリインフルエンザ(H5N1)
1997年から香港で広まり始めた
強毒性のインフルエンザ。
今でも注視されている。
SARS
2002年、中国南部に始まって
香港を中心に8千人以上が感染。
37か国で774人が亡くなったといわれています。
(文献によって差がある)
パンデミックに発展する恐れのある疾病
世界保健機関(WHO)が警戒する感染症は、
以下の19疾病です。
・炭疽
・鳥インフルエンザ
・クリミア・コンゴ出血熱
・デング熱
・エボラ出血熱
・ヘンドラウイルス感染症
・肝炎
・インフルエンザ
・2009年のインフルエンザ(H1N1)
・ラッサ熱
・マールブルグ熱
・髄膜炎症(en:Meningococcal disease)
・ニパウイルス感染症
・ペスト
・リフトバレー熱
・重症急性呼吸器症候群(SARS)
・天然痘
・野兎病
・黄熱病
パンデミックになるとどうなる?
世界規模で感染症が流行する
パンデミックが起きると
【病気を発症する】以外には
どんな事が起きるかな?
出席・出勤停止
更なる感染拡大を防ぐために
学生は出席停止、社会人は出勤停止になります。
これは季節性のインフルエンザの時と同様ですね。
学校では、感染者が増えると
学級閉鎖や学校閉鎖になることもあります。
通常の感染症の場合
概ねクラスの3分の1が感染すると
学級閉鎖になるようです。
2009年の新型インフルエンザが流行した時は
クラスに1人でも発症したら
学級閉鎖になっていたと記憶してます。
生徒本人だけでなく
生徒の家族が発症した場合も同様でした。
学校側がかなりピリピリしていた印象です。
社会活動の制限
不特定多数の集まる活動の
自粛が勧告される場合があります。
コンサートとか、スポーツ観戦とか?
駅、電車、商業施設、職場…
どこまで自粛したらいいのか解りません。
不要不急の用事以外は出掛けない!
と思った方がいいかもしれません。
移動制限
厚生労働省のHPを見ると
パンデミック発生時には
家畜などは輸入禁止や移動制限をするようですが
人に対しては、注意喚起やチェックの強化だけみたいです。
(見逃していたらすみません)
感染症が流行している地域への
渡航禁止を発令するのは外務省なのかな?
でも、仮に
毒性が強くて感染力の高い病気が流行したら
その時は渡航禁止どころか
国内での移動も制限されるのではないかな?
社会の混乱
感染者が増加すると
医療機能が低下したり
経済活動が滞る可能性があります。
物流も止まってしまうかもしれません。
「買い物に行けないから宅配してもらおう」
と思ったとしても
宅配業者の人が寝込んでいるかもしれないし
移動制限で、品物が不足しているかもしれません。
パンデミックに備える
上記のような、ひどいことには
ならないと思いますが…
個人個人が出来ることは
手洗いなどによる感染予防と
万が一に備えて【備蓄】でしょうか。
水、食料、日用品などなど
2週間を想定
地震などの災害の場合は
災害救助が来るまでの3日間分を
用意するように推奨されています。
でも
パンデミックの場合は
2週間程度を想定したいそうです。
体調不良も想定
体調不良の場合も想定した食料を
いくつか準備しましょう。
ビタミン類が配合された
ゼリー飲料などもいいみたい。
ローリングストックで乗り切ろう
2週間分の備蓄なんて無理だよ!
と思いますよね~(´-ω-`)
災害用の備蓄でも推奨されている
ローリングストックで乗り切りましょう。
備蓄専門の食糧だけでなく
普段食べている食品を、余分に買ってストック。
食べたらまた買い足す、を繰り返す。
日用品も同様です。
トイレットペーパー大事!
食料は、多少足りなくても
1回の量を減らしたり、回数を減らせば大丈夫。
水分だけはしっかりとってね。
おわりに
2009年の新型インフルエンザの流行時
初期の国内感染者に対する報道が
ひどかったのを覚えています。
なんか、魔女狩りみたいだな、
怖いな、と思いました。
通常の生活の範囲内で
感染してしまった人を
責めるべきではありません。
わたしたちは淡々と
手洗いうがいで予防に努めましょう。
(^v^)
大丈夫、きっとすぐ
鎮まりますよ。
それではまた(^▽^)/
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