極上の旅×グルメアンソロジー
【おいしい旅 初めて編】を読みました。
お出掛けしたい気分が高まります♪
【おいしい旅 初めて編】を読みました
【広告】
7人の作家さんによるオリジナルアンソロジーです。
どんな本？
訪れたことのない場所、見たことのない景色、
その土地ならではの絶品グルメ。
さまざまな「初めて」の旅を描いた7編を収録。
読めば必ず出掛けたくなる文庫オリジナルアンソロジー
©【おいしい旅 初めて編】裏表紙より抜粋
参加している作家さんは？
【おいしい旅 初めて編】には7つの短編が収録されています。
参加している作家さんは
・坂木 司
・松尾由美
・近藤史恵
・松村妃呂美
・篠田真由美
・永嶋恵美
・図子慧
（掲載順・敬称略）
目次
掲載されているのは7編♪
・下田にいるか 坂木 司
・情熱のパイナップルケーキ 松尾由美
・遠くの縁側 近藤史恵
・糸島の塩 松村妃呂美
・もう一度花の下で 篠田真由美
・地の果ては、隣 永嶋恵美
・あなたと鯛茶漬けを 図子慧
存じ上げない作家さんも多いです。
(´・ω・`)
【おいしい旅 初めて編】の感想
読んでいたら旅行したくなりましたし
とてもお腹がすきました(*´∀｀)
主人公は20代～30代ころかな。
会社員だったり大学生だったり、いろいろ。
仕事や恋愛、家族のことなどで悩む若者が
旅先でおいしいものを食べたり、人々と交流したりして
癒され、前を向くって感じのお話でした。
読後感がいいです♪
わたし自身が行ったことのある場所は
また行きたいな～。これ食べてみたい♪と思ったし
未知の場所、食べ物には興味津々でした♪
下田にいるか
【和菓子のアン】シリーズなどを書いていらっしゃる
坂木司さんの作品。
タイトルの通り、伊豆の下田に向かいます♪
わたし、この話は列車が気になりました。
下田にむかう観光列車があるのですって♪
その名も【サフィール踊り子】
全席グリーン席仕様で個室もあり。
4号車のカフェテリアで豪華ランチ♪
乗ってみたい～♪
下田にある黒船電車やキンメ電車も気になります。
下田は何回も訪れているけれど
知らなかった魅力もまだまだあるので
また訪れたいです♪
情熱のパイナップルケーキ
松尾由美さんの本は
【ニャン氏の事件簿】を読んだことがあります♪
このお話に登場するのはパイナップルケーキ♪
お出掛け先は台湾です♪
北京ダックも食べていました。
おいしそうだった～。
職場の人間関係っていろいろ面倒だったな～と
思い出したりしました。
(*´∀｀)
遠くの縁側
近藤史恵さんは、わたしは初めて読む作家さん。
今回の短編けっこう好きなので
今後、近藤さんの他の本も読んでいきたいです♪
「遠くの縁側」はタイトルは和風だけれども
舞台はオランダです♪
仕事で訪れた先でトラブルに会ってしまい
ひとりオランダに残ることになった主人公。
トラブル＋仕事のあれこれで沈んだ気分でしたが
数日間ひとりでオランダの街を散策するうちに
心が晴れていきます。
マヨネーズをかけたポテトフライ♪
自動販売機のコロッケ♪
どれもこれも美味しそうで、お腹がすきました。
糸島の塩
しょっぱなから犯罪の香りが漂ってきて
どきどきしながら読み進めました。
主人公は随分追い込まれちゃっている様子。
もし自分の子がこんな状況だったら
「仕事辞めて帰っておいで」というと思います。
塩おにぎり、塩プリン美味しそうだったな♪
旅行業界って、コロナ禍では大打撃だったんだな
と改めて思いました。
もう一度花の下で
ミステリーっぽい作品でドキドキしました。
舞台は函館。地図に印をつけながら読みたい作品でした。
次々と登場するマトリョーシカも
絵柄を想像するのが楽しかったです。
子どもの頃からずっと抱えてきた気持ちとともに函館の街を巡る主人公。
お祖母ちゃんやワラエさんの気持ちを思うと切なくなりました。
地の果ては、隣
舞台はサハリン。
旅行の時期はコロナ禍の前みたいでした。
作品に登場するロシア料理がおいしそうでウキウキします。
ロシア料理って食べてみたいのですけれど
なかなかお店がないですよね。
サハリンに対して
高齢者が抱く感情は複雑だよね。と改めて思いました。
あなたと鯛茶漬けを
主な舞台は松山。
鯛茶漬けもいろいろあるのですね。
入院した母親の世話で大変な主人公。
他の登場人物もいろいろ抱えた人ばかり。
関係が近すぎる人には愚痴をこぼしにくいから
浅い付き合いで、いつかいなくなる人に聞いてもらう。
っていうのは共感してしまいました。
次は思い出編も読みたい
【おいしい旅】は【思い出編】もあるそうです。
次は【おいしい旅 思い出編】も読もうと思ってます。
【広告】
おわりに
【おいしい旅 初めて編】を読みました。
どこかに出掛けたくなる本でした♪
それではまた(^▽^)/
【広告】
