6/12(水)のWBSを見ました。
©テレビ東京
傘のシェアリングサービスを紹介していたので
ちょこっとレポと感想を書きます。
傘のシェアリング
傘のシェアリングスポットから好きな時に借りて、
どこでも返却できるシステムなんですって。
アイカサ
まだ使えるものがポイ捨てされる風景を見て
心を痛めていた社長さんが
無駄をなくしたい。
という思いから立ち上げたベンチャー企業。
【アイカサ】は日本発の
傘のシェアリングサービスだそうです。
渋谷や上野で展開
2018年12月に渋谷の50か所でサービス開始。
2019年6月から上野でも展開。
上野エリア50か所に約千本の傘を設置。
現在、都内には180カ所の
シェアリング傘立てがあるそうです。
福岡でも5月にスタートしたそうです。
傘シェアリングの使い方
(1) LINEで登録
アプリのダウンロードは不要。
LINEのミニアプリを利用するそうです。
(2) 傘シェアスポットをチェック
シェアリングスポットの場所と本数を
スマホからチェックできます。
シェアリングスポットは
駅やデパート、博物館など様々。
(3) 傘のQRコードをピピッ
シェアリングスポットの傘立てから
傘を取り出します。
ロックが掛かっているので、
そのままでは使えません。
傘の持ち手に付いているQRコードを
スマホでピピッと読み込むと
3桁の数字が送られてくるので
その数字でロックを解除。
(4) 利用開始
1日24時間、何回借りても70円。
1か月間、何回借りても420円。
(2019年6月現在の値段です)
(5) 返却時もQRコードでピピッ
返却は、都内なら180カ所ある
シェアリングスポットの傘立て
どこに返却してもOK。
傘を傘立てに戻して
返却用QRコードを
スマホで読み取れば返却完了。
手ぶらで外出できますね
傘のシェアリングスポットが
自分の活動範囲を網羅していたならば
傘は持ち歩かなくていいですね。
更に、濡れた傘を
電車や店舗などに持ち込まなくて済みます。
駅での利用
乗車駅で傘を返却して
電車を降りたら、また借りる。
満員電車で、自分や他の人の
服を濡らしてしまう心配が無くなります。
店舗での利用
買い物中に傘を持っていると邪魔だし
濡れた傘を持ってる時は
洋服や書籍のコーナーには
立ち寄りづらいですよね。
入店時に傘を返却して
帰る時にまた借りれば、
そんな不便は解決します。
便利に使うには、設置場所を増やすこと
便利そうだな~と思いました。
でも、自分の行動範囲が全てカバーされてないと
電車を降りた駅には傘がなかった。
なんて事になりますね。
便利に使えるようになるには
なによりも傘の設置場所が増える事ですね。
大量消費・廃棄の現状
6割がビニール製の傘
日本で消費される傘は年間8千万本。
そのうち6割をビニ―ル製の傘が占めているそうです。
臨時の傘
外出先で急に雨に降られた時に
臨時として、ビニール製の傘を購入する人が多いようです。
ビニール製の傘を買う事は
別になんの問題もありません。
ただ、雨がやんだ後に
傘を置き去りにする人がいるようです。
傘の置き去りは危険です
置き去りにされた傘が
強風に煽られると
尖った金属の束が飛ぶようなものです。
人や車に当たる事を想像すると
とても恐ろしいです。
1か月に30トンのビニール傘
置き去りにされた傘は回収されて
処理業者に運ばれます。
回収されるビニール製の傘は、
1か月に30トンもあるそうです。
傘は悪くない
誤解しないで頂きたいのですが
ビニール製の傘は悪くないです。
置き去りにする人が悪いです。
2020年を目安に3万本に広げたい
アイカサがこのサービスを拡大する背景にあるのは
ビニール傘の大量消費・廃棄される現状です。
こうした社会問題を解消する為に
事業拡大は急務。
日本全体に広げて、日本全体を
個人傘がいらない街にしたい。
2020年を目安に
3万本に広げていきたい。
とアイカサの社長さんが話していました。
おわりに
私は折りたたみ傘を持ち歩く派なので
ビニール製の傘を利用者する人が
多い事に、まず驚きました。
そして、傘を置き去りにする人間が
たくさん存在する事にも驚きました。
危険性やポイ捨ての件はもちろんですが
比較的、安価とはいえ
お金が惜しくないのかしら?
個人的には
【お気に入りの傘を大事に使う】
ことを推奨したいのですが
人には、いろいろ
事情があるのかもしれないので
このシェアリングサービスが全国に広がって
傘の置き去りが無くなるといいと思いました。