ネットの海を漂っていましたら
【ボスとリーダーの違い】という話を見ました。
トヨタ自動車の2020年春の労使協議の際に
豊田章男社長が話して話題になったそうです。
わたしは人を導く立場ではないけど
心に留めておきたいと思いましたので
忘れないようにメモしておきます。
参考にしたサイト
トヨタイムズ
ボスとリーダーの違い
ボスは私と言う。
リーダーはわれわれと言う。
*
ボスは失敗の責任をおわせる。
リーダーは黙って失敗を処理する。
*
ボスはやり方を胸に秘める。
リーダーはやり方を教える。
*
ボスは仕事を苦役に変える。
リーダーは仕事をゲームに変える。
*
ボスはやれと言う。
リーダーはやろうと言う。
*
©トヨタイムズ・豊田章男社長の言葉より抜粋
ふむふむ。
昔、勤務していた職場の
上司のことを思い出して
ちょっと気分が凹みました。
(´・ω・`)
英・セルフリッジ氏の言葉です
この【ボスとリーダーの違い】は
イギリスの高級百貨店チェーン・セルフリッジズの
創業者ハリー・ゴードン・セルフリッジさんの
言葉なんだそうです。
セルフリッジズの創立が1909年なので
およそ100年前の言葉なんですね。
豊田章男社長が話の初めに
【その内のいくつかを紹介します】と言っているので
他にどんな違いがあるのか気になって
検索しました(^▽^)/
他にも こんな違いが
ボスは部下を駆り立てるが
リーダーは部下を指導する。
ボスは権威を切望するが
リーダーは好意を期待する。
ボスは恐怖をかきたてるが
リーダーは情熱を生み出す。
ボスは時間通りに来いという
リーダーは自ら時間前にやってくる。
リーダーに求められること
トヨタ自動車の労使協議の中で
友山副社長の話も素敵だな、と思いました。
虹を描いて見せる
友山副社長は
職場のリーダーに求められることは
虹を描いて、職場のメンバーに見せ
情熱を共有していくことだと話しています。
ここでいう【虹】とは
・社会に求められる会社になるためにすべきこと
・CASEの時代を生き抜くためにすべきこと
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これは労使協議の課題に
【若手の退職】問題が上がっていたので
それに応える話のようです。
憧れていた会社に入っても
希望していた仕事が出来るとは限りません。
ましてや新人の頃は雑用も多く
【こんな事したかった訳じゃない】
なんて思ってしまう人もいるんですよね。
淡々とこなすだけに思えていた
日々のルーティンワークも
空に映る大きな虹の存在を知れば
今までとは違うものに感じられるのかな。
ちなみにCASEとは?
突然出てきた【CASE】という言葉は
自動車の今のトレンドを表す言葉なんですって。
C:コネクティビティ(接続性)
A:オートノマス(自動運転)
S:シェアード(共有)
E:エレクトリック(電動化)
日々の管理も大事よね
職場のリーダー、管理職の仕事のひとつは
自分の職場の仕事が日程通りに滞りなく行われるように
部下やその仕事内容を管理すること。
これ、とても大事ですよね。
でもそれだけではダメなんですね。
また日程を守ることが重要事項になりすぎて
新しいことにチャレンジ出来なくなる
弊害についても語られていました。
おわりに
【ボスとリーダーの違い】
企業の管理職の話として読んでいたのですが
子どもを育てる親の心構えとしても
【ボスではなくリーダーであれ!】
っていいと思いました。
描いて、子どもに見せる虹は
もちろん各家庭それぞれですよ♪
いえ、わたしは全然出来てませんでしたけど
(´・ω・`)
長男くん、次男くん
こんな母親ですみませんでした。
それではまた(^▽^)/
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【トヨタイムズ】
興味のある方は、ご覧になってみてください。
今回の話は2月の
トヨタ春交渉2020 第2回
【ボスになるな リーダーになれ】
を参考にしました。