木瓜のぽんより備忘録

木瓜のぽんより備忘録

アラフィフ主婦の備忘録。旅行・健康・お金など気になる事をメモ。

注意したい 相場急変 シグナルは?

経済番組で
2020年の経済の見通しなどを
話し合っていました。

その中の一部で
【2020年は市場が大きく変動しそう】
という話がありまして
ちょっと心配になりました。
(´・ω・`)

金融市場が急変する前の
シグナルみたいなものはあるのでしょうか?

*大きな有事の話は含みません。

参考にした情報

・モーニングサテライト
©テレビ東京
1/6(月)放送分

・AllAbout

相場の急変に注意したい

金融資産を持ってる人も、持ってない人も
相場が急変、ましてや暴落してしまうと
生活に影響が出るかもしれません。

相場が急変する前の兆候などが
あるならば知りたいです。

f:id:Boke-Boke:20190924183406p:plain

富裕層へのアンケート

UBSという会社が、
富裕層3400人を対象に
2020年について聞いた結果

・市場が大きく変動する年になりそうだ。
と答えた方が 79%

・20年末までに市場の暴落が起きる。
と答えた方が 55%

この回答をみて
素人さんの、ただの予想でしょ?
と思う人もいますよね。

でも【富裕層】の方々の意見って
侮れないと思うのです。

庶民に比べたら
お金の動向に敏感でしょうし
様々な情報を聞いていると思うのです。

ちなみに【富裕層】とは
【1億円以上の資産を持っている人】
と定義されることが多いようです。

boke-pon.hatenablog.com

相場急変のシグナルはあるか?

相場が急変する前の兆候、
シグナルとなるものはあるでしょうか?

番組ではゲストに来ていた
専門家6人に聞いていました。

*あくまでも参考意見として
*最終的な判断はご自身でお願いします。

新興国株の変化

三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸さんは
【新興国の株価の変化】に注目。

藤戸さん曰く
2019年、最も株価が上がったのはギリシャ。
なんと5割も上がったんだとか。
なかでも銀行株が高騰。

以前の不景気の時に
一番売り込まれた国の
一番売り込まれたセクターが
今回一番あがっている。と

明らかにマネーの相場を意味しているので
ここに変化がみられた時には
注意した方がいいそうです。

f:id:Boke-Boke:20190924183013p:plain

アメリカの金融政策

SBI証券の北野さんは
アメリカの金融政策に注目。

何千人もの専門家の景気認識の結論が
アメリカの金融政策に表れているので
危険な兆候、というよりは
一致指数として重視したいそうです。

北野さんは【情報弱者の投資戦略】
というものを唱えていました。

・利下げが終わったところで
 株を買いましょう。

・利上げが始まったところで
 割安株から成長株に替えましょう。

・利上げが終わったところで
 株から債券にしましょう。

ふむふむ(´・ω・`)

アメリカの実質金利

JPモルガン証券の坂上さんは
アメリカの実質金利に注目。

アメリカの実質金利は
景気に対する期待を
一番表すものなんだそうです。

これが上がる時に株も上がり
これが下がる時に株も下がる。
と考えていいんだとか。 

f:id:Boke-Boke:20191016214248p:plain

株価上昇した時と逆の動き

マネックス証券の広木さんは
【昨年と逆の動き】に注目。

【相場の事は相場に聞け】
と言ってました。

日経平均は、2019年秋から
だいぶ上昇したんだそうです。

では、その時に何が起きていたのか?
というと
各社の中間決算の発表で
業績の下方修正ラッシュ。

でも業績の下方修正を発表しているのに
この時、株価は上昇し始めたんだそうです。

要は、マーケットとしては
【ここが底】と見切ったのであろう。と

で、このことから
【業績の上方修正】が出たのに
株価が上がらない、とか
株が売られてしまう、という
マーケットの反応が出た時には
そろそろ手を引いた方がいいでしょう。
と言っていました。

アメリカのVIX指数

UBSウェルネス・マネジメントの青木さんは
アメリカのVIX指数に注目。

VIX指数とは、
「ボラティリティ・インデックス(Volatility Index)」
の略称です。
アメリカのCBOE(シカゴ・オプション取引所)が、
アメリカの主要株価指数「S&P500」を対象とする
オプション取引の値動きを元に算出・公表しています。

VIX指数は投資家の恐怖心理を示すパラメータとして有名です。
通常、VIX指数の数値が高いほど
投資家が相場の先行きに不透明さを感じていると考えられています。
このような背景から、VIX指数は別名「恐怖指数」とも呼ばれています。
©AllAbout

2019年のアメリカのVIX指数は
米中対立などの政治の不確実性で上昇。
それを利下げで抑える、
という感じだったそうです。

低金利環境は今も続行中、
政治の確実性が重要になりますが
わたしでさえ不安な状態に見えます。
(^_^;)

このVIX指数が25を超えてくると
リスクが高まってくるそうです。

f:id:Boke-Boke:20200107203750p:plain

©モーニングサテライト

ただ、VIX指数が上昇しても
低格付けの債利回りが落ち着いているうちは
VIX指数の上昇による株価下落は
短期でとどまる傾向なんだそうです。

なので、VIX指数と一緒に
低格付けの債利回りの上昇にも
注意するといいそうです。

クレジット系指標

大和証券の石黒さんは
クレジット系指標に注目。

直近30年を振り返ると
アメリカが景気後退に陥ったことが3回。

いずれもアメリカFF金利を利上げしすぎて
クレジット指標がクラッシュしているんだそうです。

企業の資金調達環境が悪化して
景気後退になっちゃうんですね。

f:id:Boke-Boke:20200107204416p:plain

©モーニングサテライト

今は、債務バブルと言われているけれど
まだ安定している。

ハイイールド債スプレッド(緑の線)
クレジット指標が跳ね上がってきたら
要注意!と言ってました。

債務残高

この日、ご意見番として出演していた
BNPパリバ証券の中空さんは
債務残高に注目。

f:id:Boke-Boke:20200107204112p:plain

©モーニングサテライト

長いこと低金利が続いたので
債務残高がすごい増えているそうです。

何かがクラッシュした時に
崩れたら怖いよ。というシグナルではある。
という話でした。

f:id:Boke-Boke:20200107191901p:plain

炭鉱のカナリア 

番組の中で言ってたのですが
株価の急落や相場の変調のリスクを示す兆候を
経済用語で【炭鉱のカナリア】と呼ぶそうです。

炭鉱のカナリアとは
何らかの危険が迫っていることを
知らせてくれる前兆を指します。

由来としては
昔、炭鉱労働者が坑道に入る時に
籠にいれて連れて行ったカナリアです。

カナリアは、常にさえずっているので
その声が止んだ時には
有毒ガスなどの危険が迫っている
と判断していたんですね。

1995年の【地下鉄サリン事件】の後
捜査員があの宗教団体の施設へ行くときに
カナリアの籠を持っていたのを覚えています。

f:id:Boke-Boke:20200107191922p:plain

おわりに

専門用語がバンバン出てきて
わからない所も多かったですが
リスクに備える気構えだけは出来ました。
(`・ω・´)

司会のお姉さんが
【忘れないようにメモしておいてください】
というので
このブログにメモっておきます。

*専門家の方々でも景気の予測はバラバラで
*様々な意見があります。
*あくまでも参考意見として
*最終的な判断はご自身でお願いします。

わたし自身は金融資産は抱えてないので
金融市場が荒れたとしても
直接的な被害はありませんが
廻りまわって、じわじわと
生活に影響が出るんでしょうね~。

2020年、出来れば何事も起こらず
平坦とした市場であってほしいと思います。 

それではまた(^▽^)/

f:id:Boke-Boke:20191008230119p:plain

 

 にほんブログ村 主婦日記ブログ アラフィフ主婦へ
にほんブログ村