先日、シロツメクサを見つけました。
遠景だとわかりづらいですね。
(´・ω・`)
シロツメクサ
シロツメクサとは
参考にしたサイト
みんなの花図鑑
国立環境研究所HP
いちじくの志田ファームHP
Wikipedia
名前
シロツメクサ(白詰草)
クローバー
種類
マメ科シャジクソウ属
多年草
花の色
白(うすいピンクのものもある)
開花時期
4月~6月頃
生育場所
道端、畦道、芝生など。
日当たりが良くて
涼しくて湿った所を好むけれど
乾燥地でも普通に育ちます。
暑さは苦手。
ほぼ日本全国に分布しているそうです。
名前の由来
1846年に渡来。
オランダからガラス製品が献上された時に
緩衝材として詰められていたそうです。
白い花の、詰め、草ですね。
飼料用が野生化
植物としては、明治時代以後
家畜の飼料用、緑肥用に輸入したものが
定着、分布拡大したと考えられます。
グランドカバーとして利用
グランドカバーとは
芝生のように地表を覆う植物の事です。
グランドカバーの効果
・雨や風による表土の流亡を防ぐ。
・土の水分を保持し、乾湿の変化を少なくする。
・土が柔らかくなり、作物の根張りが良くなる。
・土壌生物の繁殖を促し、土壌生態系を安定させる。
・雑草の発生を抑える。
・地温の変化を少なくする。
・徐々に分解して、作物の養分になる。
©いちじくの志田ファーム
緑肥として利用
植物は土から栄養を吸収
殆どの植物は、土から栄養を吸収して育ちます。
田畑からはどんどん
栄養がなくなってしまうので
肥料を撒く必要があります。
マメ科は空気中の窒素を吸収
ところが、
クローバーやレンゲ草などマメ科の植物は
成長に必要な栄養素(窒素)を
空気中から直接利用して育ちます。
ですから肥料を撒く必要はありません。
刈り取って肥料に
育ったクローバーを刈り取って
肥料にする事で、栄養豊富な土になるそうです。
刈り取った後の土は柔らかく、
作物が育つのに良い環境になるそうです。
昔はレンゲ畑をよく見ましたが
こういった理由だったのでしょうか?
雑草だと思うと手強い草
シロツメクサは再生力が強くて
表面を刈り取っても、
根が残っていれば、また草が繁ります。
雑草だと捉えると、手強い植物で
ゴルフ場では、ちょっと嫌われているようです。
4つ葉のクローバー
葉は基本的に3つ葉。
特徴的な形をしていますね。
4つ葉のクローバーは幸せになれる
と聞きますから
誰もが1度は探したことがあるのでは?
4つ葉のクローバーは突然変異で出来たもので
発生確率は1万分の1~10万分の1 だそうです。
これは探すのが大変ですね。
形が可愛く、解りやすいので
アクセサリーのモチーフとしても
よく使われていますね。
おわりに
最近あまり
シロツメクサを見なくなったな~。
と思っていたのですが
きっと自然の原っぱが減ったからですね。
子どもの頃に、通学路にあった
タンポポがいっぱいの広場や
4つ葉のクローバーを探した広場は
今では住宅地になっています。
昔、何でもないと思っていた風景は
今ではわざわざ
緑の多い公園などに出掛けないと
見られない貴重な物になったのですね。
おまけ・ラスカル
【シロツメクサ】と聞くと
【ラスカル】を思い浮かべます。
オープニングの歌【ロックリバーへ】
という曲が原因です。
白詰草の花が咲いたら
さあ、行こうラスカル6月の風が わたる道を
ロックリバーへ 遠乗りしよう…以下略 ♪
作詞:岸田衿子
題名:ロックリバーへ
6月=シロツメクサ=ラスカル
子どもの頃に、私の頭に
インプットされて40年以上離れません。
(´・ω・`)
今でもラスカルが大好きで
子ども達が小さい頃にも
ビデオで一緒に鑑賞しました。
子ども達にも
インプット完了です。