相模六社めぐり・その4
相模の国四ノ宮
前鳥神社に行ってきました。
さきとりじんじゃ、と読みます。
住所は神奈川県平塚市四ノ宮
こちらも【四ノ宮】が住所に反映されていますね。
参考にした資料
神社で頂いたパンフレット
前鳥神社HP
前鳥神社
社名の【さきとり】は平安以前の古い地名です。
主祭神の菟道稚郎子命が京都宇治から
この【さきとり】に移り住まれ、この地で没しました。
後にその子孫が朗子命の遺徳を偲び祀る神社が建てられ、
それが現在の前鳥神社と考えられます。
*移り住んだのは菟道稚郎子命ではなく
彼を御祭神とする氏人という話もあります。
当神社は平安時代のはじめに編纂された『延喜式神名帳』に
相模国の十三座のひとつとして登載されています。
この頃には相模国を守護する第四の宮として
【四之宮】の称が生まれ、相模国を治める国司によって
祭祀が行われていたと考えられます。
神社の概要
御祭神・御神徳
★菟道稚郎子命
うじのわきいらつこのみこと
修学・学問・就職の神様。
わが国で初めて中国からの典籍を学ばれました。
また謙譲の美徳を示された方だそうです。
第15代応神天皇の皇太子で
第16代仁徳天皇の異母弟。
菟道稚郎子命を祀る神社は稀だそうです。
★大山咋神
おおやまくいのみこと
開運・財運・縁結びの神様。
明治期に村内にあった
山王日枝神社を合祀しました。
★日本武尊
やまとたけるのみこと
厄除・安全守護・商売繁盛の神様。
東征の折り、当地にて身を憩われました。
アクセス
車の場合
東名高速道路「厚木インター」より
平塚方面へ15分
相模川を渡る湘南銀河大橋の近くです。
駐車場は2か所50台分
電車・バスの場合
JR平塚駅より
バス「本厚木駅南口行」
「大神工業団地行」「田村車庫行」に乗り
「前鳥神社前」下車、徒歩3分
小田急線・本厚木駅より
バス「平塚駅行」に乗り
「前鳥神社前」下車、徒歩3分
いざお参り
鳥居
上記の地図ですと真ん中辺りの
位置にある鳥居です。
振り返って南側には桜並木。
秋だから紅葉バージョンです。
狛犬
右の狛犬さんは鞠で遊んでいて
左の狛犬さんは足元に子犬がいますね。
強面だけれど、可愛いですね。
前鳥神社・本殿
木漏れ陽の中の本殿♪
本殿の右側にも
2つの神社がありますので
一緒にお参りしましょう。
神戸神社
神戸神社(ごうどじんじゃ)
神明造
御祭神
天照皇大神、素盞嗚命
ご利益
農業・諸業繁栄、厄除、防災招福
奨学神社
奨学神社(しょうがくじんじゃ)
校倉造
御祭神
菅原道真公、阿直岐命、王仁命
ご利益
学業・文化・芸能
絵馬がかわいい♪
本殿の左側に神符授与所があります。
そこで御朱印やお守りを授かれます。
かわいい絵馬があります♪
神社の名前にちなんで鳥なんですね。
御朱印
キリリとした印象の文字です。
この日はすごく寒かったので
雰囲気が出ています。
敷地内のいろいろ
祖霊社
前鳥神社の歴代の神職&
神社への功績が大きかった故人を
お祀りする神社です。
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近藤雪竹先生書碑
明治大正期に活躍して
近代芸術としての書道を確立させた
近藤雪竹先生の書碑です。
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社務所の前に突然カラフルな遊具が。
七五三の時期だから特別に設置したのかな?
この日も七五三の祝詞があげられていました。
こちらの神社は敷地内に
さきとり幼稚園もあります。
幼少期をこんなに自然豊かな環境で過ごせるのは
かなり贅沢ですね~。
御祭神が学問の神様なので
優秀なお子さんが育つかも?
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家に帰ってから
神社で頂いたパンフレットを見たら
敷地内には他にも
厄除稲荷神社や弟橘媛姫の碑も
あるんですね~。
弟橘媛姫の碑にお参りしたかったな。
参拝するときに、いつも抜かりがでます。
貰った資料は、その場でちゃんと見るか
事前にHPで調べてから行った方がいいわね~。
と、反省するのですが
いっつも同じ事を繰り返してしまいます。
(´・ω・`)
木漏れ陽きれい&寒かった
こちらに参拝した日は
お天気がとても良かったので
木漏れ陽の雰囲気が優しかったです。
ただめっちゃ寒かったです。
(´;ω;`)
出掛ける時に、手袋&ニット帽で
防寒をしっかりしたのですが
参拝時には帽子も手袋も外すから
やっぱり寒かったです。
これからの時期は
参拝する日は、暖かい日を選びたいです。
おわりに
丸~い鳥の絵馬が印象に残った神社でした。
これから受験シーズンになると
参拝する方が増えるのでしょうね。
受験生のみなさんが
寒さに負けず、実力が発揮できるように
祈っています(´- ω -`)
お次は五ノ宮に参ります。
この前鳥神社からは車ですぐなので
そのまま向かいました。
そちらの記事は、また後日投稿します。
それではまた(^▽^)/