老後の生活が心配シリーズです。
定年後の生活を心配して
いろいろ調べています。
結局いくら用意すればいいのかな?
毎月の赤字
65歳以上の平均的な家計は
月々5.4万円の赤字のようです。
夫婦で20年暮らしたとすると
赤字分は1296万円にのぼります。
医療費
70歳以降に掛かる医療費は
自己負担が1割ならば
ひとり130万円が目安です。
夫婦で260万円位を用意したいです。
*今後、医療費の自己負担率が
あがる可能性もなきにしもあらず。
介護費用
更に介護費用の自己負担分。
ひとり当たり550万円が目安でしたので
夫婦2人で約1100万円を用意したいです。
*施設に入居する場合は別途必要。
老後の為の貯金額の目安
毎月の赤字+医療費+介護費用
ここまでを合計すると2656万円。
その他にも
持ち家の場合、家の修繕費が要りますし
賃貸なら更新料が掛かります。
家電の買い替えも、何回かあるでしょう。
以前からよく言われている
老後の為に3千万円貯めておけ。
っていうのは、
妥当のような気がします。
打開策・収入に合わせた生活を
お金を貯めて、将来に備える事も大事ですが
3千万なんて無理~。厳しい~。
って気もします。
打開策としては
収入を増やすか、支出を抑えるか。です。
毎月5万円の赤字を出しながら
対策もせずに暮らすのはおかしいです。
収入を増やすには?
収入を増やすには
・定年後も働き続けること
・年金の受取額を増やすこと
★月々受け取る年金の額を
増やす方法があるそうです。
年金の繰り下げ受給
年金の受け取り開始年齢を遅くすると
月々の年金額が増えるそうです。
(繰り下げ受給)
*AllAboutと日本年金機構のHPを参考にしてます。
繰り下げ受給で損になる場合も
加給年金を貰える要件を満たした人や
振替加算をもらう要件を満たした人は
繰り下げ受給することで
かえって損をしてしまう事が
あるそうなので要注意です。
【加給年金とは?】
老齢厚生年金の制度で
家族手当のようなイメージ
【加給年金を受け取れる要件】
1・厚生年金の被保険者期間が20年以上
2・老齢厚生年金の受給権を取得した当時、
生計を維持している65歳未満の配偶者がいる。
または18歳に達した後最初の3月31日までの子どもがいる。
3・その配偶者または子どもが
老齢厚生年金を受ける方に「生計を維持されている」
*【生計を維持】とは【扶養】みたいですね。
会社員時代の【扶養】よりは範囲が広いようです。
他にも細かい事があるようなので
条件に当てはまりそうな方は
ぜひ、調べてみてください。
【振替加算とは?】
加給年金を受け取る要件になっていた
年下の配偶者が65歳になると、
加給年金が打ち切られます。
この時に一定の条件を満たすと
配偶者自身の老齢基礎年金の額に
加算がされます。これを振替加算といいます。
*昭和41年4月2日以降に生まれた方には
振替加算はないそうです。
*一定の条件が、複雑で書き切れません。
興味のある方はぜひ、日本年金機構のHPへ
【65歳以降も高給で働く場合】
働き続けている人で
たくさん給与を受け取ってる人は
繰り下げ受給での増額はないそうです。
繰り下げ受給を検討する時の注意事項
1・20年以上会社員だった人で家族のいる人は、
老齢厚生年金を繰り下げてしまうと
加給年金がもらえない期間が発生するので、
老齢基礎年金だけを繰り下げる。
2・配偶者が20年以上会社員だった人は、
老齢基礎年金を繰り下げると、
その間振替加算がもらえないので、
老齢厚生年金だけを繰り下げる。
3・65歳を過ぎても働く場合は、
可能ならば、厚生年金に入らない働き方をする。
4・65歳を過ぎても厚生年金に入るなら、
年金月額と給与が47万円を超えないように調整する。
支出を抑えるには?
支出を抑えた生活をすれば
毎月の赤字分が縮小します。
そうすれば
3千万も必要ないですよね。
定年後に増える支出に注意
定年後に増える支出として
医療費などの他に
娯楽費や交際費があります。
自由な時間が増えた事で
豪華な旅行へ出掛ける人や、
友人とゴルフ三昧なんて人もいるようです。
体が元気なうちに
楽しむのも大切ですけど
出来れば長期の予算を組んで、
その範囲で楽しみたいです。
今から小さな暮らしを
毎月の暮らしを、
収入に合わせてダウンサイジング。
小さな暮らしにします。
食費を見直したり
洋服代を節約したり
項目は人によって様々です。
小さな暮らしへの移行は
定年した後に
急に実行しようと思っても
結構、難しいらしいのです。
なので、50歳を過ぎたら
少しずつ生活費のダウンサイジングを
した方がいいようです。
今から少しずつ
身につけたいです。
今から健康に留意した暮らしを
また、なるべく
医療費や介護費用が掛からないように
今から健康に留意した生活を
送っていきたいと考えています。
病気や怪我って、個人の努力では
どうにもならない事も多いですけど
自分の体を大事にして
悪いことはないと思います。
おわりに
ここまで参考にしてきたデータは
あくまでも【平均】ですので
月々の赤字も医療費も
自分には当てはまらない事が
多々あると思われます。
贅沢に暮らしたいなら、
お金をたくさん貯める。
そうでなければ
身の丈にあった生活をする。
老後に必要な貯金額は
結局は、人それぞれです。
どんな暮らしをしたいのか
自分自身、考えてみたり
夫婦で話し合う事が大事です。
一番の節約は
健康に過ごすことだと思いますが
こればっかりは
思い通りにはなりません。
病気や怪我も怖いけど
私自身は
長生きするのが一番怖いかも。
(´・ω・`)