週末にかけて暑くなるようですね。
急に暑くなる時は
熱中症に注意した方がいいそうです。
これからの時期、怖いので
調べた事をメモっておきま~す。
参考にしたサイト
どうして熱中症になるのかな?
ひとの身体は、体温調整機能があります。
気温が高かったり、運動したりして体温が上昇すると
汗をかいて、それを蒸発させたり、
皮膚温度を上げて、熱を外に逃がすことで
体温を調節しています。
体温の調節がうまく出来なくなると
熱中症になってしまうようですね。
熱中症を引き起こす要因
どんな時に熱中症になってしまうのでしょう?
下記の要因の1つ、または複数が合わさると
体温調節機能がうまく働かなくなって
熱中症を引き起こす可能性が高くなります。
要因1・環境
・気温が高い
・日差しが強い
・急に暑くなった日
・湿度が高い
・閉め切った室内
・熱波の襲来
・風が弱い
・エアコンを使っていない
要因2・からだ
・乳幼児・高齢者
・風邪や下痢で脱水症状を起こしている人
・肥満の人
・持病のある人
・体調不良の人
・低栄養状態の人
要因3・行動
・激しい運動、慣れない運動
・長時間の屋外作業
・水分補給できない状況
熱中症に特に注意が必要な人
乳幼児
・体温調節が苦手
汗腺の発達が未熟なために、うまく体温調節ができません。
体温よりも気温が高くなる場所では
短時間で体温が上昇し、危険です。
・地面に近い
晴れた日は、地面に近い方が気温が高いです。
ベビーカーに乗った赤ちゃんや、背の小さな子供は
大人よりもずっと高い温度の中にいます。
高齢者
・暑さや、喉の渇きを感じにくくなっています。
・体の中の水分の割合が少ないです。
暑さ指数(WBGT)を活用しよう
暑さ指数ってなに?
1954年にアメリカで提案された指標。
【湿度・輻射熱・気温】の3つを取り入れた温度の指標。
★輻射熱(ふくしゃねつ)とは?
地面や建物、体から出る熱。
温度が高い物からはたくさん出ます。
★風(気流)も指標に影響します。
暑さ指数は環境省HPで
各地の暑さ指数は、環境省HPで検索できます。
特に湿度が高いと危険です
同じ気温でも、湿度が高いと暑く感じますよね。
汗が蒸発しにくくなるので熱中症の危険も高まります。
暑さ指数が28℃を超えると
熱中症患者が急増するそうです。
日常生活における指針
暑さ指数 25℃未満
【注意】
熱中症が発生する危険性は少ないけれど
激しい運動や、重労働時には注意しましょう。
暑さ指数 25℃~28℃
【警戒】
運動や激しい作業をする際は警戒してください。
定期的に十分に休息を取ってください。
暑さ指数 28℃~31℃
【厳重警戒】
外出時は炎天下を避けましょう。
室内にいる時でも室温の上昇に注意してください。
暑さ指数 31℃以上
【危険】
高齢者は、安静にしていても熱中症の危険があります。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動しましょう。
運動に関する指針
こちらは、暑さ指数だけではなく
気温の目安も書かれていました。
気温24℃未満 暑さ指数21℃未満
【ほぼ安全】
適宜に水分補給
通常ならば熱中症の危険性は小さい。
水分・塩分の補給は大事です。
この条件でも、市民マラソンなどでは、
熱中症は発生するので要注意です。
気温24℃~28℃ 暑さ指数21℃~25℃
【注意】
積極的に水分補給
あまり暑く感じないけれど
熱中症による死亡事故が発生する可能性があります。
熱中症の兆候に注意しましょう。
積極的に水分・塩分を補給しましょう。
気温28℃~31℃ 暑さ指数25℃~28℃
【警戒】
積極的に休憩
熱中症の危険が増してきます。
積極的に休憩。適宜に水分・塩分の補給。
激しい運動をする時には30分おきに休憩をとりましょう。
気温31℃~35℃ 暑さ指数28℃~31℃
【厳重警戒】
激しい運動は中止
熱中症をおこす危険性が高いです。
激しい運動や持久走などは避けましょう。
休憩は10分~20分おきにとり、
水分・塩分の補給をしましょう。
暑さに弱い人は運動を軽減または中止してください。
気温35℃以上 暑さ指数31℃以上
【運動は原則中止】
特別の場合以外は運動を中止。
特に子どもは注意。
熱中症を予防するには
・涼しい服装
・日陰を利用
・帽子、日傘を利用
・水分、塩分の補給
・こまめに休憩
熱中症の症状
重症度 Ⅰ度
・手足がしびれる
・めまい・立ちくらみ
・こむらがえり
・気分が悪い、ボーっとする
重症度 Ⅱ度
・頭がガンガン痛い
・吐き気がする、吐く
・体がだるい、倦怠感
・意識がなんとなくおかしい
重症度 Ⅲ度
・意識がない
・痙攣をおこす
・呼びかけの返事がおかしい
・まっすぐに歩けない、走れない
・体が熱い
熱中症の応急処置
★重症度Ⅲなら救急車を
呼んだ方がいいと思います。
体を冷やしてあげてください。
・涼しい場所へ避難しましょう
・冷やした水分、塩分を補給しましょう
・誰かが必ず見守っていて
★自分で水分がとれない時は病院へ行きましょう
★無理に水を飲ませるのは危険です
★体をひやしてあげましょう。
・服をゆるめる
・濡らしたタオルをあてる
・うちわなどで扇ぐ
顔や額だけでなく
わきの下、両側の首筋、脚の付け根など
を冷やすと効果的です。
★応急処置をしても症状が改善しない時は
病院へ行きましょう。
終わりに
毎年、熱中症でたくさんの人が
救急搬送されていますから怖いですよね。
とにかく予防が大事だと感じました。
そんなに気温が高くない時でも
意外と危ないようなので
喉が渇いたと感じる前に
まめに水分補給をしようと思います。
体調不良の時は、熱中症の危険も高まるようなので
日々の体調管理も大事ですね。
皆様も気を付けて、健やかにお過ごしください。