外食に行った時や、電車の中で
近くにいる人の会話が気になる事がありませんか?
決して、盗み聞きしてる訳ではないのですが
賑やかなグループがいますよね。
隣にいたグループの話
先日、夫とランチに行った時、
隣に若い女性のグループがいて
GWの話をしていました。
象つかいの免許
そのうちのひとりが
「友人が、GWにラオスに行く。象つかいの免許を取りに行く」
と話していました。
別に、職業として象つかいになりたい訳ではなく
小さい頃からの憧れ、とかでもないそうです。
「スキューバダイビングの免許みたいなもの」
と話していました。
その女性グループの人達は
最初は驚いて話題にしましたが
3分もすると次の話題に移っていました。
気になって仕方ない
象つかい?
隣で聞いてた私たち夫婦は
気になるものの、話に割り込む訳にもいかないし
すぐ隣の席で、自分たちの話題にするのも躊躇われました。
食事が終わって、車に乗り込んでから
「象つかいの話が気になる!」と急いで帰りました。
たくさん出てきた体験談
いつものように検索しました。
【象つかい】と入力すると
第一候補は【象つかい 免許】でした。
そしたら、出てくる出てくる。
たくさんの人の体験談が表示されました。
旅行会社の宣伝文句も
【憧れの象つかいになれるチャンス】
とか書いてあって
え?憧れ?
こんなに大勢の人が象つかいの免許?
私の中では、物語の中での職業だったので
ビックリしました。
象つかいトレーニングツアー
私自身が体験した物ではないので
あんまり詳しく書けませんが
短期間、短い物ならば約1日で
象使いのライセンスが取得できるそうです。
貰えるのは修了証書
【象つかいはラオスの国家資格】
【1日でラオスの国家資格が取得できる】と
書いてあるものもありましたが
他の人の体験談などを読み進めていくと
象つかいトレーニングツアーを実施している
会社(?)が発行する修了証書のようです。
希望する人は調べてね
もしかしたら正式な国家資格が取得できるツアーもあるかもしれないので
資格取得を希望している方は、よく調べてください。
日数も値段も内容もバラツキがある
私が読んだいくつかの体験談では
日数も値段も内容もバラツキがありました。
日数・値段
日数は、短い物で1日。長いもので6日程度。
取得場所はみんなラオスでした。
体験談を書いている人は
殆ど1日コースを選んでいました。
値段は1日4千円の人もいるし、1日1万円の人もいました。
トレーニングツアーの内容
おおまかな内容は、以下のようなものです。
・象の背に設置された椅子に座ってお散歩。
・象に食事を与える。
・座学:象に指示を出す言葉の学習など
・椅子を付けてない象に乗る。
・象を川に連れて行き、水浴びさせて洗う。
特に試験はなく、修了証書が貰えるようです。
体験内容で差があったのは、座学
体験談をいくつも読みましたが
座学の内容に差がありました。
まず象の生態や、注意事項を学び、
象に指示を出す言葉(今回はラオス語)の指導を
日本語訳も示しながら、発音の練習もする
きめ細かい対応の所もあれば
殆ど座学はなしで、実際に象に乗って、
口頭で指示語を教える所もありました。
メコン川で水浴び
トレーニングツアーの最後にメコン川に象を連れて行って
水浴びさせたり、象を洗うのは共通の項目でした。
川で象が暴れて、水の中に振り落とされるのは
お約束のようなものらしいのですが
メコン川が綺麗ではないので
落ちた時に水を飲まないように気を付けた!
という話もありました。
物よりも体験
そういえば、テレビで
「最近は物よりも体験にお金を使う傾向がある」って言ってました。
象つかい免許の取得って、まさしくこれですね。
1日で取得できるならば、オプションで申し込んでもいいですね。
役に立つか?と聞かれると
象つかいの免許を取得すると日本で役に立つのか?
と聞かれると微妙ですが・・・
まあ話題にはなりますね。
履歴書に記入して
面接の時に「この資格って何?」と聞かれたら
いろいろ語れるチャンス!って人もいました。
役に立つとしたら
動物園に就職して象の係になった時でしょうか?
精神的な豊かさ
役に立つかどうか、なんて話ではないんでしょうね。
私が、音楽を聴いたり、花を見に行くことだって
何かの役に立つわけじゃないけど
私の気持ちを豊かにしてくれます。
発想や行動範囲がグローバルだと
【象つかいの免許取得】まで出来ちゃうのでしょうか?
日本で【象つかい】さん、何人くらいいるのかな?